田中勝鉄工有限会社・創業昭和3年、鍛造品の品質問題を解決する熱間金型鍛造専門工場
SKILLS & FACILITIES熱間鍛造の匠「技術と設備」

鍛造金型設計、
製作、メンテナンス田中勝鉄工の鍛造金型設計はこだわりが違います。

田中勝鉄工では、鍛造金型設計を30年前より全て自社にて実施しています。
自社にて行う目的は、以下の3つです。

使うハンマにより金型の彫り方が異なります(1.3t、1.0t、3/4t)。

当社の鍛造設備は、力の異なるハンマが3台。それぞれ鍛造能力は異なります。
投影面積や鋼材径、製品形状から使うハンマの選定をして、いよいよ金型設計です。
設計に関わるのは、実際にハンマ作業の経験者(社長、及び専務の田中邦明)
理由は、自社のハンマの能力、特性を知った人間が金型を設計することで成形性、金型の磨耗具合、荒地形状の作り込みなどを考えながら設計できるからです。
当社が大事にしているのは、荒地形状の作り込み。ここをハンマの特性に合わせた形状へと設計することで、キレイな製品へと繋がると考えています。

厚み、公差、表面肌など、製品毎に異なるポイントに対応が必要です。

下写真のように鍛造製品の形によってポイントはそれぞれ。熱間鍛造品である以上、全ての寸法を精密に作ることは出来ません。
例えば、写真上段の真ん中形状は丸棒の材料を左右に分配して上に形状を移動させる工夫が必要。
写真2段目の真ん中と右形状は丸棒から横に外れた形状への移動をどうやるか。
写真右下の形状は段が付いているうえに長手方向に細いリブが立っていて成形が難しい。
このような難成形品を作りこむポイントは荒地の設計方法。当社の腕の見せ所です。

生産工程での金型作り込みが品質を決めるんです。

鍛造金型の設計自体は当社にて実施しますが、金型の製造は協力会社である金型メーカーに依頼しています。
図面の設計通りに作った金型でも、完成後に見るとRのかかり方テーパの付き方など変更したい部分が出ることがあります。
また、実際に生産をすると形状の流れ方が予想とは異なる事もあります。
こうした場合は金型修正を社内で行います。
ハンマ鍛造の経験者が金型を磨き、仕上がり具合は軍手を外して指の感覚で確認します。

創業昭和3年、鍛造品の品質問題を
解決する熱間金型鍛造専門工場
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