田中勝鉄工では、高い品質の製品のため、製造のサポートをするような設備に対してもこだわりがあります。
例えば、以下のような設備をそなえています。
エアーハンマは、製品を直接生産する設備ではありませんが、作業工具を作る上で必要不可欠な設備です。
(例)鍛造用はしの作成 ーー 1,200度程度まで温度を上げる熱間鍛造では直接材料や製品を触る事ができません。そのために必要な工具が「鍛造はし」です。
当社では、材料径に合わせて作成し調整することで、作業者の使いやすい=生産性の良い「はし」を使用しています。
熱間で鍛造した製品の表面はスケールという酸化鉄に覆われています。それをショットブラストに当てる事で表面をきれいにし、検査工程へと入ります。
熱間鍛造材料の温度を上げる設備として「電気炉」「ガス炉」「重油炉」という種類があります。
当社では「重油炉」を選択しています。理由は材料の芯まで焼けやすいことです。
料理で例えるなら、強火で調理すると表面ばかり焼けて芯まで火が通りません、同じ事を鍛造でしてしまうと表面だけ焼けて材料の流動性が良く、芯が硬くて材料が動かずキズの元になったり金型の命数が短くなったりと悪影響が考えられます。
当社では、雰囲気温度でしっかり芯まで材料温度を上げたいとの考えから重油炉を選択しています。
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